MERCEDES CLK-GTR
メルセデスCLK-GTR(FIA・GT選手権 鈴鹿1000km仕様)
使用キット:タミヤ・メルセデスCLK-GTR                   
1999年8月頃完成

<メルセデスCLK-GTR>
1997年にスタートしたFIA GT選手権のGT-1クラスを制覇するために投入されたのがこのCLK-GTRです。AMGの手により、わずか128日間で仕上げられたこのマシンは、その名のように市販車のメルセデスCLKのイメージをフロントマスクを残していますが、その中身はまったくの別物となっています。カーボンコンポジットモノコック、ミッドシップに搭載された5987ccのV12エンジンや6速シーケンシャルミッション、4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションなど純レーシングカーと言えるものとなっています。シーズン序盤では熟成不足によりスピードは見せながらトラブルで結果を残せませんでしたが、信頼性が高まるとライバルのマクラーレンF-1・GT-Rやポルシェ911GT-1を圧倒し、97年のFIA GT選手権メイクス・ドライバーズのダブルタイトルを獲得しました。
これは97年FIA GT選手権の1戦として開催された鈴鹿1000q耐久の仕様となっています。この車はB.シュナイダー/A.ブルツの11号車です。鈴鹿1000qではレギュラーの2人に加え鈴木亜久里がこの車をドライブしました。このとき11号車はトラブルでリタイアしてしまいましたが、他の2台のCLK−GTRが1-2フィニッシュを達成しました。97年はメルセデスのエース、B.シュナイダーは見事ドライバースチャンピオンを獲得しています。
<塗装・工作>
全く変わったことはしていません。説明書の通りに素直に作りました。色もそのまんまです。タミヤカラーでほとんど塗っています。今、こうして見るとかなりレベル低いですね。パーティングラインは消してないし、ヒケも全く処理していません、スミ入れもガンダムマーカーだし…。デカールもちゃんと密着させてないところがあります。接着も汚ないし、合わせ目消しもヘタクソですね。この画像じゃあまり目立ちませんが…。あと、クリアーパーツにクリアー吹いたら曇りガラスみたくなっちゃって困りました。中途ハンパな量吹くとダメですね。
この車は結構好き。カラーリングもいいし、フォルム良い。メルセデスのシルバーとブラックでまとめられたカラーリングのセンスはいいなと思う、地味だけど…。でも、この翌年に登場したCLK-LMのほうがもっと良いと思います。できればこっちをキット化して欲しかったなぁ…。それか99年のル・マンで空飛んだCLRってのもいいと思います。あれカッコはあまり良くないけど空飛んだってだけでオレのなかではかなり評価高いです。未だによく覚えています。あれでメルセデスはル・マンから撤退…。かなりのイメージダウンになったことだけは間違い無しである。それ以来出てきませんね…。
結局、FIA GT選手権のGT-1クラスって98年いっぱいで消滅しちゃったんですよね…。発足から2年で終わりとはねぇ…。ワークス参戦したのもメルセデスとポルシェ、マクラーレンくらいでしたしね。、観客は集まらないし人気もイマイチでプロモーションにならないってことでメーカーが撤退しちゃって終わりに…。結局、翌年からプライベーター向けの選手権としてヨーロッパのみで開催されることになって現在に至っています。そもそもGT-1クラスがGTとは名ばかりで純レーシングカーを造って参戦できるあたりから間違っていたような気が…。1台ロードバージョンがあればホモロゲーション取れるので、金かけて良い車開発したところが勝つに決まってるという…。それでコストはかかるのに人気なくてプロモーションにならないんじゃメーカーは撤退するのも当たり前ですね。その他にもFIA GT選手権には参加してないのですが、トヨタTS020やニッサンR390などもこのGT-1クラスのマシンです。ただし、ル・マンだけは人気があり、良いプロモーションになるので、この時期多くのメーカーが参戦していました。。

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